←( BACK・バー 「トンネルにふく風」チラシ/デザイン:芸文青年部 榎本美幸
Design by Miyuki Enomoto
《プロローグ》

2003年、春。緑が映え、鳥のさえずりや川のせせらぎ・子供の遊ぶ声…
“生命”の音が満ち溢れた我がふるさと岐阜のシンボル金華山・長良川のもとに
「鵜飼大橋」とその南に続く「井ノ口トンネル」が開通しようとしている。
現代社会では「私達の利便性」だけを考え作られた物に埋もれ、そしてそれらの
物に心通わす事もなく、当たり前かの様にその恩恵を受けている。
それは“物に対して”だけではなく、人と人との間にも言え、物との繋がり・
人との繋がりが心なしか見せかけだけの弱い物のように感じられる。
『果たしてそれで良いのだろうか?』
開通しようとしているこの“橋”や“トンネル”も、場所と場所とを繋ぐ1本の
道に過ぎないが、そこに車や人と言った物質的な物ではなく、私達の「心」や
「夢」そういった“思い”を一番先に存在させ、またここを通す事で、これまで
眠っていた真の人間の形、文化の形、日本の形、そして岐阜の形に触れる事がで
きるのではないか…。またそこから新たなる私達の文化が生まれいずるのではな
いだろうか…という思いのもと、岐阜県の芸術文化の発展と向上を推進し活動し
ている『岐阜県芸術文化会議・青年部』と共に我々“発心夢体”が当企画を
岐阜県民ならびに全国のみなさんと開催しました……
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