発心のあゆみ/結成の秘話2
常設・発心のあゆみ 『発心夢体結成の秘話』     順 路
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『もう一人のある男の存在』
 
 同じ事を考えていた男がもう1人いた。『左高孝太朗氏』である…。
 彼も自宅で詩を書く他、機関誌を企画・編集・発行するなど精力的な自己表現活動を
 続けていた。 

 そんな二人が時同じくして、ある現代彫刻家にこの提案を持ちかける。
 この彫刻家は、彼たちの良き理解者でもあり中学時代の担任でもある
 「土屋明之氏」であった。
 しかし、その二人の提案への返事はなかった…。

 それから1年後、土屋氏から連絡がある。
 土屋氏が所属している「岐阜県芸術文化会議青年部企画の美術展」に
 二人の共同作品を出展してみないか…と言うもの。
 これが“表現集団 発心夢体・遊 -You-”結成のきっかけとなる…。